よわよわ理系 家を建てる

ホーク・ワンで建てるセミ注文住宅 -埼玉で3階建て狭小ローコスト住宅-

打ち合わせ2回目 間取りの検討

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2回目の打ち合わせの、前々日に子供が熱を出してしまった。

医者に行くと、ヘルパンギーナとのこと。

とりあえずコロナではないが、特効薬もないウイルス。

家で安静にしているしかない。

じゃあ、打ち合わせどーなんの!?

となったわけだが、妻は家で子供を見ていて自分が打ち合わせに行く。

打ち合わせ中は、ラインなどで妻はリモート参加にしようとなった。

どうなるかな。

 

さて、当日。子供の熱は下がったものの、怠そうにしてる。事前に計画したとおり、自分だけが打ち合わせに向う。

現地到着。

建築士の方が打ち合わせ部屋にいたので、名刺交換した。

ちなみに、なぜか上方に座っていたのが少し気になった。

ホークワンの担当者とその上司、建築士の3名と打ち合わせした。

なぜか上方に座ってるので、自分は入り口に近い席に座る。

 

気にするワイがおかしいのか。。

 

リモートを繋いで打ち合わせを始める。

建築士の方から3案あると、図面を複数渡された。

担当者から、奥様に図面データを送りましょうかと聞かれた。

自分は全然気が付かなかったので、妻からも送って欲しいとコメントがあり、送って貰った。

 

打ち合わせ開始である。

 

前回、こちらが見せた間取りです大まかに決定してるのになぜ3案もあるのだろうと思いながら図面の説明を受ける。

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ワイ「ぜんぜん違うじゃん!」

建築士「……」

ワイ「言ったよね!?この間取りでほぼいけるって…なのにこの間取りは何!」

建築士「道路斜線や天空率、容積率といった法律に定められた結果です」

ワイ「法律?ひどいよ、なんで…3階建て狭小住宅で土地が狭いから?もういいよ、私、家建てるのやめる!」

 

えー、もちろんこんなことは言っておりませんが、流れとしてはこんな感じです。

はい。。

 

家作りは始まったばかりだ!

まそっぷ

次回作にご期待ください。

 

そんなワケにはいかないのである。

土地は既に買ってしまったのである。

今更、引き返せないのである。

 

当初の標準プランはゼロにして忘れるのである。

ああ、20帖のリビングとかコーナー窓とか妄想してたのが飛んでゆく。

 

えー、図面を説明されながら冷や汗でした。

そりゃもう、全然希望と違うんですもん。

 

なんとか希望に近づけようとした図面もありましたが、リビングが16帖と狭くなってる。

形が悪いなど微妙。

道路斜線の関係でバルコニーを突き出すことが出来ないので、インナーバルコニーになる。

そうするとリビングが狭くなる。

インナーバルコニーなので、床面積に含まれる。

結果、部屋が狭くなる。

バルコニーを付けないという考えも出ました。

何故なら、乾太くんを設置するから。

だったらいらないじゃんと。

しかし、妻様から待ったの一言。

衣服は乾太くんでいいけど、シーツやら布団はどうするのかと。

3階にバルコニーあるのもいいが、足腰が弱った時のことを考えると2階にも必要とのこと。

しぶしぶ、2階のバルコニーを受け入れる。

インナーバルコニーはバルコニーなのに床面積に含まれるので、狭小住宅としては突き出したかった。

十分な床面積がある上でのインナーバルコニーはいいが、床面積はないのである。

 

図面は持ち帰って判断するので、今日はここまでにしましょうと言いたかった。

打ち合わせを一回増やしましょうと言いたかったが、余計にコストがかかるため何とか結論を出さねばと。

 

一旦、自分を落ち着かせるのとリセットするためトイレを借りる。

3回も手を洗ってようやく落ち着く。

打ち合わせに戻る。

 

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まず確認。

今日はどこまで決めなければいけないのか。

建築士から、最低でもどの案でいくかくらいは決めないとのこと。

 

うーむ、どの案も嫌である。

 

3階建て狭小住宅は制限が多く、思うようにならない事がわかった。

いろいろと思い通りになってない間取りである。

 

まずA案。希望の間取りに近いが、天空率や道路斜線の関係で部屋が狭くなっていて、部屋の形が悪い。微妙な感じ。

リビングが16帖で少し狭い。

 

次にB案。これはA案を微修正して、部屋の広さを少し確保したとのこと。ただし形が悪い。

 

C案、ルーフバルコニー があるプラン。悪くないが2階にバルコニーが無い。キッチンが南東に移動している。

 

最後にD案。

C案のルーフバルコニーがないバージョン。

D案ならリビングが20.5帖あるのでバルコニーを設置しても18帖は確保できそう。

 

あれ3つでは?

B案はA案の微修正版なのでカウントに入ってないこと。

妻とリモートで相談しながら、複数のプランの合作で行くことに。

 

基本はD案として、細かい修正をする。

1階から順番に確認。

気になったのは、脱衣所が狭いということ。

1.4畳しかない。

洗面所と脱衣所を分けたことで、スペースがあまり取れないとのこと。

階段の位置を調整すれば、脱衣所を広く出来そうとのこと。

3階は洋室が3つあるのは変わらない。

大きい部屋2つと、小さい部屋1つの配置が異なった。3階は日当たりが良いので、南に大きい部屋があると良いのだが南と北に大きい部屋があり、バルコニーが西側に移動していた。これは、嫌だと伝えて南にバルコニーと大きい部屋2つを配置となった。北側の部屋は、天空率などの関係で3帖になってしまった。もはや、ウォークインクローゼットである。

2階のリビングが問題である。

キッチンが南東に移動となり、ダイニングが南、リビングが北という配置である。

確かに1階の風呂は南東にあるので、その真上にキッチンを配置は間違っていない。そして、南西と西、北は採光が望めるのでそこにダイニングとリビングを配置は間違っていない。しかし、北リビングかぁと落胆。暗くて寒そうというイメージがある。また、2階のバルコニーをどこに付けるかも問題になった。インナーバルコニーになるので、延床面積に含まれて部屋が狭くなるのである。嫌だなと思いつつも、2階バルコニーは妻が必要と無理やり配置をする。なんとか、リビング18帖は確保出来そうである。インナーバルコニーでなければ20帖なのにと落胆。

間取りの方向性が決まったので、住宅性能証明を取るか、重量物はないかといった確認をして打ち合わせが終わった。

時間は30分オーバーしたがなんとかなったと安堵して帰宅。

 

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帰宅すると、後悔やら落胆やらなんとも言えない感情が出てくる。

土地が狭いことの後悔、南向きの土地ではないことを後悔、3階建てを後悔といった感じだ。

結局、東京の3階建て狭小住宅と何も変わらないじゃないか。何のために荒川越えたのだろうか。

そんな感情が込み上げてくる。

 

前回の打ち合わせで、この間取りで行けると思いますという営業課長の言葉を信じて、舞い上がって家具配置などを計画していた自分にも責任がある。

思い通りにいかないと思い知らされたのである。

 

 

教訓

建築士の図面が出来上がるまでは、詳細は考えない。

 

 

 

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