住宅性能関係の書類について解説とまとめ
住宅の性能に関する基準や評価項目、証明書類がいろいろとあってワケガワカラナイヨとなったので簡単に整理した。
自分用のメモである。
住宅性能評価書
まず、大枠というか基準となる住宅性能評価書。住宅性能の4~10分野を選択して評価し表示する。
- 耐震等級、耐風等級、耐積雪等級等
- 感知器警報装置設置等級等
- 劣化対策等級等
- 維持管理対策等級等
- 断熱等級・一次エネルギー消費量等級
- ホルムアルデヒド発散等級・換気等
- 開口率等
- 防音対策
- 高齢者等配慮対策等級
- 防犯対策
住宅性能証明書
住宅性能評価の分野から1つの性能証明をする。
フラット35S適合証明書
次に優良な住宅であることの証明により、住宅ローン金利が下がるもの。2タイプある
A
下のうちのどれか一つ適合判定
- 一次エネルギー消費量等級5
- 耐震等級3
- 高齢者等配慮対策等級4以上
- 長期優良住宅
B
下のうちのどれか一つ適合判定
- 断熱等級4かつ一次エネルギー消費量等級4以上
- 耐震等級2以上
- 高齢者等配慮対策等級3以上
- 劣化対策等級3かつ維持管理対策等級2以上
長期優良住宅
長期にわたり優良な住宅であることを維持できると認定できたもの。
以下の条件を満たしている必要がある。
- 劣化対策等級3+α
- 耐震等級2以上
- 維持管理対策等級3
- 更新対策として天井高さ2650以上
- 高齢者等配慮対策等級3
- 断熱等級4
- 住戸面積 75㎡以上(1フロア40㎡以上)
低炭素住宅
省エネ基準に適合しており、尚且つ消費エネルギー量が基準より1割削減。さらに、低炭素や節水の措置を図られた住宅と認定されるもの。
- 断熱等級4
- 一次エネルギー消費量等級5
- 節水設備やCO2削減措置の選択
省エネ基準適合もしくは説明書
省エネ基準に適合している住宅と認められるか、住宅の省エネ等級を説明するもの
- 断熱等級4
- 一次エネルギー消費量等級4以上
BELS評価書
住宅の省エネルギー性能を表すもの。省エネ基準のように等級ではなく、数値やエネルギー削減比が表示される。さらに、再生可能エネルギーについても評価があり、基準を満たすとZEHと認定される。
なお、ZEHと認定されるには性能だけでなく建物の施工業者がZEHビルダーとして登録されている必要がある。
- オープンハウス・アーキテクト 登録済
- オープンハウス・ディベロップメント 登録済
- ホークワン 未登録
感想
いろいろあるし、似ているのや一部内容が重複してたりと非常にわかりにくい。
一覧表とか比較表がなく、情報もそれぞれがバラバラに記載してるのでわからん。
パナホームのページが比較的わかりやすかった。時間があれば似たような感じの表を作りたい。
国は携帯電話の料金形態が分かりにくいとか民間に文句を言う前に、自分達をなんとかしろ。