日本の窓は性能が低い?!
日本のサッシが大部分の高級住宅ですら世界基準では最低の性能なのはこの記事を読むとわかります。たしかに海外のホテル(特にクソ寒いところ)は全て樹脂だったわ……。
— からぱた@nippper.com (@kalapattar) 2022年1月6日
低い断熱性なぜ放置、世界に遅れる「窓」後進国ニッポン: 日本経済新聞 https://t.co/KM0nkFYync
自分も標準仕様の窓では性能不足と感じて、オプションでサーモスXにした。
確かに日本の窓は断熱性だけ見ると低性能である。
しかし日本は地震や台風、住宅密集による火災と窓に求められる性能が諸外国に比べ異なるという事情もある。
記事が2014年のですね。
— 積雪時 有効(キュアジェノサイド) (@murakumo13) 2022年1月7日
今は日本国内でも高性能な樹脂サッシは多くなっています。
そもそも日本は耐火や耐震など各種基準が諸外国と比べると厳しくてなかなか樹脂サッシがクリア出来なかった経緯があるのでそこに全く触れられていないのはどうなんですかねぇ。 https://t.co/SDYuweYeVZ
あとは消費者が窓の性能にこだわってこなかったとうのもある。
車や自転車、家電には過剰品質とも言えるものを求めるのに何故か家には甘い国民である。
それはさておき、アルミサッシが熱伝導率高いといっても面積の大部分はガラスやん。
実際、ガラスのほうが熱をつたえているのではという長年の疑問を計算している方がいた。
「アルミサッシ」が悪者にされているように見えるけど、開口部(ガラス窓)の断熱性に対するアルミサッシの寄与率ってどんなもんなんだろうな?
— みなせ ★C99 12/31(金)東ホ01a (@Ton_beri) 2022年1月7日
面積的にはガラス部分が大半を占めているわけで。 https://t.co/muXvUnHyQx
その計算過程で驚きの事実が。
どうも各国で熱間流率の計算方法が異なるのである。
つまり、カタログ値だけ見ても意味ないのに比較してたのである。
熱貫流率の規格を調べたら……
— みなせ ★C99 12/31(金)東ホ01a (@Ton_beri) 2022年1月8日
各国で、規格も計算法もバラバラやんけ!!!!!
こんなの規格を示さずに、熱貫流率を比べても不正確な比較にしかならないわ!
……計算とカタログ値のズレが出た理由はここか……
計算直すの面倒なので、我が道を行くことにしよう。比較には十分だわ。 pic.twitter.com/LOx4aHpxHM
計算結果としての結論は、アルミサッシより単板ガラスのが面積が多く熱を多く伝えてるとのこと。
ようは、ペアガラスにするだけでも十分に効果がある。
義務化予定の断熱等級4はペアガラスが必須になるので、まず手始めの妥協点としては良いように感じる。
ちなみに自分で計算しなくてもそういったツールが既にあるらしい。
WindEyeで実製品のパラメータを使って計算できるのでやってみたhttps://t.co/gIcJkHKDUD
— めむくろ (@MEMchro) 2022年1月9日
温度差20℃で、サッシ部分から逃げる熱量は
アルミサッシ 96W
複合サッシ 77W
樹脂サッシ 58W
サッシ枠(建物に固定される外枠)から逃げる熱量が含まれているためか、元ツイートの2倍ほど逃げる計算になる https://t.co/tjw4ECKlSI pic.twitter.com/6PD6RU6euu
とはいえ、アルミサッシは結露によるカビや内部結露の原因になるのでやはり樹脂サッシがベストという考えには変わらない。
防火地域だと選択肢が限られて厳しいけど。
APW330も防火仕様だと金属のフレームが内部に入るので、実質は金属樹脂複合サッシになってしまう。