よわよわ理系 家を建てる

ホーク・ワンで建てるセミ注文住宅 -埼玉で3階建て狭小ローコスト住宅-

オープンハウス系列で家のセミオーダーする時の注意 防火地域・準防火地域

家を建てるとき、その土地が防火地域もしくは準防火地域に当てはまるか確認する必要があります。

 
なぜならば、この2つの地域では建築する上での制限が発生するからです。
 
そもそもこの2つの地域は、ざっくらばんに説明すると、
防火地域は駅前や繁華街や住宅が非常に密集している地域
準防火地域は駅前や繁華街から少し離れた地域
のことです。
 

これらの地域は火災が発生しやすい、発生したときに被害が大きく出そうな地域が設定されています。そのため、耐火もしくは準耐火建築物として家を建てる必要があります。
 
具体的には、
建材が耐火性のあるものになったり、窓が防火窓、扉が防火戸になるなど設備や、階数や床面積の制限がかかります。
 

 
これが結構曲者。
例えば、、、防火窓。
基本的に網入りガラスです。人によっては嫌がると思います。網入りでないものにするなら、耐熱ガラスか防火シャッターが必要になります。防火シャッターはオプションになるので出費が増えます。
さらに選べる商品のラインナップが一気に制限されます。
また、せっかく樹脂サッシにしても、防火のために金属の芯が入るため、通常の樹脂サッシよりも断熱性能が下がります。
防火地域だと、木造だと2階建て以下かつ床面積を広くとることができません。
 
オープンハウスやホークワンは駅チカの土地が売りになっていることが多いので、高確率で防火地域もしくは準防火地域になると思います。(もちろんそうでない地域もあると思います。)
 
間取りや、窓の設置箇所や数、大きさ、設備について、色々諦めざるを得ないことがありました。
 
家を建てる前に、土地を購入するまえに、防火・準防火地域に当てはまるか確認しておくことをおすすめします。