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ホーク・ワンで建てるセミ注文住宅 -埼玉で3階建て狭小ローコスト住宅-

我が家が"選ばなかった"オプション等〜固定資産税編〜

こちらの記事では、我が家がオープンハウス及びホークワンで選ばなかった、もしくは間取り変更でやめたものについて、〘固定資産税〙に焦点を当てて紹介していきます。

 

 

固定資産税とオプション

ハウスメーカーからカタログを渡されるとテンション上がりますよね!

パラパラとめくりながら、「これいいな〜」「これつけたいな〜」とか、ついついたくさんオプションをつけたくなります。

 

しかしここで注意してください。

そのオプション、固定資産税を爆上げするかもしれませんよ?

 

 

せっかくローコストメーカーで手頃な価格で家を買ったのに、その後毎年支払う固定資産税が高すぎて、住宅ローン支払いに支障をきたしては、本末転倒ですよね。

かといって、固定資産税のことだけ考えて、あまり質の良くない家にするのもよくありません。

オプションは、ものによっては固定資産税が上がることを理解し、承知した上でつけるようにしてみてください。

 

固定資産税 評価表

家屋の固定資産税は、下記の表をもとに価格を算出します。

ただし、この価格表は自治体で異なります。今回は総務省の資料をつけておきました。

 

総務省 第2章 家屋 第1節 通則 一 家屋の評価(PDF)

https://www.google.com/url?sa=t&source=web&cd=&ved=2ahUKEwjJv_7Xv9L5AhXkg1YBHVekDtMQFnoECAwQAQ&url=https%3A%2F%2Fwww.soumu.go.jp%2Fmain_content%2F000755427.pdf&usg=AOvVaw1neLlOSznCNKK07BDBDYcE

 

 

価格算定の際、面積当たりで算出するものと、個数で算出するものがあります。

また、最終的な固定資産税は、合計金額に1.4%をかけた金額になります。

 

①無垢の床

オープンハウスではオプションで床を選ぶことができます。

結構、無垢床にしたいと考える施主様って多いみたいですね。

我が家は、そんなに無垢床に美力を感じなかったので、標準仕様の床と、夫絶賛のトリニティを取り入れました。

 

ちなみに、無垢床は木質系床仕上げの【上】にあたります。

オープンハウスの標準仕様が中なのか並なのかは分かりませんが、仮に中でも2500円近くの価格差があります。

LDKに畳の部屋を作りたいという施主様も聞きますが、畳だと無垢床よりもさらに高額になるので、固定資産税の点では注意してください。

 

②ルーフバルコニー

実は階段1つごとに固定資産税が加算されていきます。

3階建てだと、少なくとも2つ分になりますね。

ロフトがある場合でも加算される場合があるそうです。

バルコニーは、面積当たりで金額が変わります。

 

 

ここで、最近流行りの3階建てのルーフバルコニーをつけたとします。

すると、階段が追加、さらにバルコニーの面積が広くなるので加算額がすごいことになります。

 

188,670+(48,270✕11<およそ6畳>)=719,640円の加算

 

我が家の最初のプランでは、ルーフバルコニーがありました。

しかし、メンテナンスが大変なため、減額されないと分かった上であえて外してもらいました。

これは固定資産税節約の点でも良かったと思います。

 

③床暖房

実は家を購入した友人とかには大絶賛&オススメされていたのが床暖房です。

家を、ましてや注文住宅を買うなら床暖房は入れるでしょ?とよく同僚にも云われたものです。

しかし、⑴床断熱がしっかりしていないと床暖房はあまりコスパが良くない、⑵メンテナンスが大変、⑶長くいるリビングは2階にある、⑷固定資産税節約 という理由から着けるのをやめました。

 

床暖房も面積当たりで金額が決まります。

18畳のLDK全部床暖房!なんてことにすると、

14,260✕32.83平米=468,155円

と、固定資産税が高額になります。床暖房をつける方は、平米や、どこに設置するかも考えておくのがポイントです。

 

④2つ目の洗面台

新型コロナで、玄関前や、各階に手洗い場を設置する施主様が増えているそうです。

我が家も1階も2階にトイレをつけました。

1階はすぐそばに洗面化粧台があるのですが、2階のタンクレストイレには手洗い場はなし。あえていうならキッチンです。

洗面器や洗面化粧台追加すると固定資産税が高くとられるため、便所内に手洗い場を設置することにしました。

なお、洗面器は鏡と手洗い場が離れているもの。鏡がないものは、洗面器には該当しないので、若干固定資産税が安くなります。

 

⑤窓側

ホークワンでのセミオーダーの場合、標準の窓の個数が決まっています。

窓を増やす場合はオプションになります。

 

大きい窓、たくさんの窓があって、開放感のある部屋に憧れる施主様、多いのではないでしょうか?

ただ、もちろん窓にも固定資産税がかかります。

 

引き違い窓か、FIX窓かでまず金額が異なります。

基本的にFIX窓の方が安いです。

さらに、樹脂サッシかアルミサッシかなど、サッシの素材によって係数が変わります。

 

我が家はサーモスXという断熱性能の高い窓にしました。

さらに家の断熱性能と耐震性能を上げるために、窓の数も最低限にし、安く抑えるためにFIX窓でいいところはFIX窓に変更していきました。

窓が少なくても、中間内覧会で見た感じではそんなに窮屈感は感じません。

窓の配置、周囲の家との目線を気をつけて設置すれば、窓を増やさなくても気になりません。

 

特に気をつけて頂きたいのは、細長い狭い窓を何個も連続して設置する場合。

 

窓が多いとその分、固定資産税が加算されます。

もちろん、デザインも大切です。

ただ、節約したい人は、窓の配置や数に気をつけてみてください。