我が家が"選ばなかった"オプション等〜固定資産税編〜
こちらの記事では、我が家がオープンハウス及びホークワンで選ばなかった、もしくは間取り変更でやめたものについて、〘固定資産税〙に焦点を当てて紹介していきます。
固定資産税とオプション
ハウスメーカーからカタログを渡されるとテンション上がりますよね!
パラパラとめくりながら、「これいいな〜」「これつけたいな〜」とか、ついついたくさんオプションをつけたくなります。
しかしここで注意してください。
そのオプション、固定資産税を爆上げするかもしれませんよ?
せっかくローコストメーカーで手頃な価格で家を買ったのに、その後毎年支払う固定資産税が高すぎて、住宅ローン支払いに支障をきたしては、本末転倒ですよね。
かといって、固定資産税のことだけ考えて、あまり質の良くない家にするのもよくありません。
オプションは、ものによっては固定資産税が上がることを理解し、承知した上でつけるようにしてみてください。
固定資産税 評価表
家屋の固定資産税は、下記の表をもとに価格を算出します。
ただし、この価格表は自治体で異なります。今回は総務省の資料をつけておきました。
↓総務省 第2章 家屋 第1節 通則 一 家屋の評価(PDF)
価格算定の際、面積当たりで算出するものと、個数で算出するものがあります。
また、最終的な固定資産税は、合計金額に1.4%をかけた金額になります。
①無垢の床
オープンハウスではオプションで床を選ぶことができます。
結構、無垢床にしたいと考える施主様って多いみたいですね。
我が家は、そんなに無垢床に美力を感じなかったので、標準仕様の床と、夫絶賛のトリニティを取り入れました。
ちなみに、無垢床は木質系床仕上げの【上】にあたります。
オープンハウスの標準仕様が中なのか並なのかは分かりませんが、仮に中でも2500円近くの価格差があります。
LDKに畳の部屋を作りたいという施主様も聞きますが、畳だと無垢床よりもさらに高額になるので、固定資産税の点では注意してください。
②ルーフバルコニー
実は階段1つごとに固定資産税が加算されていきます。
3階建てだと、少なくとも2つ分になりますね。
ロフトがある場合でも加算される場合があるそうです。
バルコニーは、面積当たりで金額が変わります。
ここで、最近流行りの3階建てのルーフバルコニーをつけたとします。
すると、階段が追加、さらにバルコニーの面積が広くなるので加算額がすごいことになります。
188,670+(48,270✕11<およそ6畳>)=719,640円の加算
我が家の最初のプランでは、ルーフバルコニーがありました。
しかし、メンテナンスが大変なため、減額されないと分かった上であえて外してもらいました。
これは固定資産税節約の点でも良かったと思います。
③床暖房
実は家を購入した友人とかには大絶賛&オススメされていたのが床暖房です。
家を、ましてや注文住宅を買うなら床暖房は入れるでしょ?とよく同僚にも云われたものです。
しかし、⑴床断熱がしっかりしていないと床暖房はあまりコスパが良くない、⑵メンテナンスが大変、⑶長くいるリビングは2階にある、⑷固定資産税節約 という理由から着けるのをやめました。
床暖房も面積当たりで金額が決まります。
18畳のLDK全部床暖房!なんてことにすると、
14,260✕32.83平米=468,155円
と、固定資産税が高額になります。床暖房をつける方は、平米や、どこに設置するかも考えておくのがポイントです。
④2つ目の洗面台
新型コロナで、玄関前や、各階に手洗い場を設置する施主様が増えているそうです。
我が家も1階も2階にトイレをつけました。
1階はすぐそばに洗面化粧台があるのですが、2階のタンクレストイレには手洗い場はなし。あえていうならキッチンです。
洗面器や洗面化粧台追加すると固定資産税が高くとられるため、便所内に手洗い場を設置することにしました。
なお、洗面器は鏡と手洗い場が離れているもの。鏡がないものは、洗面器には該当しないので、若干固定資産税が安くなります。
⑤窓側
ホークワンでのセミオーダーの場合、標準の窓の個数が決まっています。
窓を増やす場合はオプションになります。
大きい窓、たくさんの窓があって、開放感のある部屋に憧れる施主様、多いのではないでしょうか?
ただ、もちろん窓にも固定資産税がかかります。
引き違い窓か、FIX窓かでまず金額が異なります。
基本的にFIX窓の方が安いです。
さらに、樹脂サッシかアルミサッシかなど、サッシの素材によって係数が変わります。
我が家はサーモスXという断熱性能の高い窓にしました。
さらに家の断熱性能と耐震性能を上げるために、窓の数も最低限にし、安く抑えるためにFIX窓でいいところはFIX窓に変更していきました。
窓が少なくても、中間内覧会で見た感じではそんなに窮屈感は感じません。
窓の配置、周囲の家との目線を気をつけて設置すれば、窓を増やさなくても気になりません。
特に気をつけて頂きたいのは、細長い狭い窓を何個も連続して設置する場合。
窓が多いとその分、固定資産税が加算されます。
もちろん、デザインも大切です。
ただ、節約したい人は、窓の配置や数に気をつけてみてください。