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ホーク・ワンで建てるセミ注文住宅 -埼玉で3階建て狭小ローコスト住宅-

オープンハウス標準仕様&オプション 断熱材編

この記事は以下の記事とセットの内容となっています。

 

e-tonbo.hatenablog.jp

 

 

 


断熱材の詳細仕様

ホーク・ワン(オープンハウス・ディベロップメント)のカタログには断熱材の詳細仕様が載ってません。なんか、とりあえず高性能とか書いてあるぐらいです。オプション費として25万円です。それだけの価値があるのでしょうか。当社比の高性能という評価はだいたい信用できません。

打ち合わせがある程度進んだ段階で仕様書をもらい、そこで初めて断熱材の詳細仕様がわかりました。それ以外にもいろいろと調べたので、今回まとめてみました。

 

標準仕様とオプションそれぞれの仕様が下の表です。

ホーク・ワン(オープンハウス・ディベロップメント)の断熱材仕様

場所によって製品やら厚さが異なります。オプションにすると、より高性能な製品になって分厚くなってます。

 

断熱材の熱抵抗とUa値目安

でも、これだとどれくらい良いのかわかりません。そこでそれぞれの熱抵抗と断熱等級4の基準値、Ua値の目安を一つの表にまとめました。なお、この表には窓のオプションも含まれています。地域区分については、ここでは細かい説明を省きますが北海道が「1と2」で、東京が「6」に該当します。

 

熱抵抗の一覧とUa値の目安

まず、標準仕様でも断熱等級4(地域6)は満たしています。しかし、天井の熱抵抗が基準に比べて悪いので夏場の最上階は暑いと思います。

断熱材を強化(オプション)すると天井と床の熱抵抗が増えるので、夏場の最上階の快適性が向上するかと思われます。しかし、家全体の断熱性能はそこまで向上せず暖房費が5〜8%程度安くなる程度です。カタログには北海道とか寒冷地とか書いてありますが、北海道レベル(地域1・2)には断熱材の厚さが遠く及びません。北海道と同等とは書いてありませんが、この書き方は少し違和感があります。(そもそも北海道は断熱だけでなく気密性も高いのが一般的です。C値1.0以下なんて当たり前でC値0.5以下は普通レベルです。暖かさを論じるならば気密についても言及すべきです。)

ここに更に窓の多くをオプションにすると断熱等級5を満たすようになり、大分快適になると思います。暖房費は20〜30%の削減になります。

 

まとめ

以上より夏場の最上階の快適性か、窓もオプションにして断熱等級5にするかのどちらかが目的となり、それに25万円の価値を感じるかです。断熱材のオプションだけでは、電気代は年間で5000円安くなる程度です。20年で10万円ですね。元は取れませんが、断熱のオプションは他と違いキャッシュバックが発生します。そこをどう判断するかです。

また、試しに詳細な光熱費のシミュレーションをしてみました。こちらの記事も参考にどうぞ。

 

e-tonbo.hatenablog.jp

 

窓の断熱性能も大切!

断熱材だけでなく窓も大切です。むしろ窓の断熱性の方が大切です。窓の断熱性能については別に記事を書いたので、こちらもセットでお読みください。

e-tonbo.hatenablog.jp

 

個人的な意見

個人的には断熱のオプションは半分近くのキャッシュバックが発生するので、他のオプションと比べお得と感じています。快適性も向上しますのでアリです。ところで、上階ルーフバルコニーの天井と外気に触れる床はオプションを付けても変わりません。個人的には、ここも変わって欲しかったです。

 

その他のオプション

その他のオプションへのリンクは以下の記事にまとめてあります。

e-tonbo.hatenablog.jp