よわよわ理系 家を建てる

ホーク・ワンで建てるセミ注文住宅 -埼玉で3階建て狭小ローコスト住宅-

オープンハウス系列で家のセミオーダーする時の注意 防火地域・準防火地域

家を建てるとき、その土地が防火地域もしくは準防火地域に当てはまるか確認する必要があります。

 
なぜならば、この2つの地域では建築する上での制限が発生するからです。
 
そもそもこの2つの地域は、ざっくらばんに説明すると、
防火地域は駅前や繁華街や住宅が非常に密集している地域
準防火地域は駅前や繁華街から少し離れた地域
のことです。
 

これらの地域は火災が発生しやすい、発生したときに被害が大きく出そうな地域が設定されています。そのため、耐火もしくは準耐火建築物として家を建てる必要があります。
 
具体的には、
建材が耐火性のあるものになったり、窓が防火窓、扉が防火戸になるなど設備や、階数や床面積の制限がかかります。
 

 
これが結構曲者。
例えば、、、防火窓。
基本的に網入りガラスです。人によっては嫌がると思います。網入りでないものにするなら、耐熱ガラスか防火シャッターが必要になります。防火シャッターはオプションになるので出費が増えます。
さらに選べる商品のラインナップが一気に制限されます。
また、せっかく樹脂サッシにしても、防火のために金属の芯が入るため、通常の樹脂サッシよりも断熱性能が下がります。
防火地域だと、木造だと2階建て以下かつ床面積を広くとることができません。
 
オープンハウスやホークワンは駅チカの土地が売りになっていることが多いので、高確率で防火地域もしくは準防火地域になると思います。(もちろんそうでない地域もあると思います。)
 
間取りや、窓の設置箇所や数、大きさ、設備について、色々諦めざるを得ないことがありました。
 
家を建てる前に、土地を購入するまえに、防火・準防火地域に当てはまるか確認しておくことをおすすめします。
 

これこそ本当に信用できる…地震に強い街ランキング!?

先日、千葉県西部が震央の、マグニチュード5.9の地震が発生した。
我が家も揺れに驚き、地震速報を確認…。
しばらくするとどの地域が揺れが激しかったかなどの情報が出てきた。
するとあることに気づいた。

これって、本当に信用できる地震に強い街ランキングなのでは!?

震央が最も揺れが大きく、同心円状に、震央から離れていくに従って、震度は小さくなるのが、通常である。
しかし、↓(スマホのスクショなので見にくくて申し訳ない)を見ると、震央から離れているのに、震央よりも強く揺れている地域がある。
逆に、比較的震央に近いのに、震度の低い地域がある。

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これを見ると、地震に強い地域…というよりも、弱い地域がどこなのか一目瞭然である。


もちろん、災害は地震だけではない。津波内水、崖崩れなど様々ある。
また、自治体が災害に対してどれだけ高い意識を持っているのか(予算を含め、備蓄品など手厚く準備しているか、避難計画がきちんと立てられている等)も重要ではある。

家を作る上で、土地探しは総合的判断が必要である。今回はその資料(地盤について)としてとても参考になる事例だったなと、個人的に感じた。

住まいのランキングについて

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住みやすい街ランキング、災害に強い街ランキング、資産価値ランキング…住まい関係だけでも色々なランキングが存在する。

しかし、これらを読んでいて思うのは、このランキングを完全に鵜呑みにしてはいけない、第一印象だけではなく、ちゃんと読み込むことが大切であること言うことである。

私(妻)の実家は、実はこれらの住まいに関するランキング(関東や埼玉版)の上位に入っていることがある。
また、地元周辺の市町村も多くランクインしている。
これらを見て思うのは…

本当かぁぁ?

という思わず眉をひそめるほどの疑問である。

そして、これらのランキングは、大雑把すぎないか?と感じてしまう。


何が言いたいかというと、駅や区・市のような大きな単位でランキングをするのはどうなのかな?ということ。
同じ市内でも、この町名の所は地盤が強いけど、すぐ隣の別の町名の所はもともと田んぼで地盤は強くなく、実は一段土地が低いので内水被害が多かったりする。
〇〇一丁目は治安がいいけど、道路一つ越えた〇〇ニ丁目は治安が悪いなんてことも、今回土地探しをしている時に営業から普通にあることも聞いた。
だから、個人的には、「○○な街」ではなく「○○な町名」の方が参考になると思う(極論)。


また、人気なエリアについてもだ。
地元エリアで売られているマンションや広い分譲住宅の場所を見ると、昔から住んでいる身からすると「え?こんな所に住みたいの??」と思うことがよくある。
このエリアは昔から人気がないよ?
高速や流通センターが近いから、すごいスピードで走るトラックが多く、空気も良くないし交通事故も多いけど?
駅まで徒歩20分とか書いてあるけど、坂も多くくねくねした道だから大変だろうな〜。
〇〇市は財政悪い自治体で地元では有名だけど…
など、むしろなぜ人気なのか分からない。


最近、資産価値ランキングもあり、自分が選んだ土地はランキングに入っているのか気になって見てみたが…
よくよく見ると、資産価値ランキングではなく、リセールバリューランキングだった。今から9〜11年前に新規で分譲した物件が、昨年(2020年)売却したとき、どれ位高く売れたかという内容である(例 10年前に5000万で購入し、最近6000万で売れるとリセールバリューは120%と、かなり高値で売れたことが分かる。)。これはつまり、最近土地の価値の上昇率が良い=多くの人々が最近よく購入している土地であるということである。ただし、今後も10年前と同じような上昇が見込まれるかは未知数なのだ。


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↑↑↑
ランキング上位は誰もが知ってそうなエリア。こんな所に住めたらどんなにいいか…。ランキングだけでなく、ちゃんと住まい関係の資料がついているのはとても助かる!


ここまでランキングをけちょんけちょんに言っておいてなんだが、別にランキングを否定している訳ではない。
むしろ、傾向を知ることができるので、すごく参考になると思う。
たまたま自分の実家のエリアがランキングの順位に合わないのでは?と思うだけで、他のエリアは順位通りの住み心地なのかもしれない。自分の実家エリアに対して厳しい評価をしているだけかもしれない。
あくまでこれは主観的な意見・感想であることは抑えておきたい。
ただ、ランキングだけで選んだり一喜一憂せず、しっかりと自分で調べ、考えて住むところは決めるべきだとは思う。






話は変わるが…
世帯年収別家のローンについて、みなさん羽振り良すぎではないではないですか!?

SUUMOなどには、年収別のローン金額の例がいくつか紹介されている。
が、どれも世帯年収が高い。最低でも700万円代。驚くのは、30代でご主人の年収800万代 奥様年収200万円代の世帯年収1000万円代以上がゴロゴロいる。
2017年の平均世帯年収が552万円(児童のいる世帯だと745万円)、所得金額階層別・世帯数相対度数分布(2018年分・2019年調査)によると中央値が437万円である。したがって、30代で世帯年収1000万円越え・上位5%って、どんだけ裕福層なんだと思う。(と言いながらも、我が家も一応はボーナスがしっかり出れば上位15%に入るようだが…。全然お金があるって感じられない_| ̄|○ il||li)。もう少し世間の年収で家を購入している方々の例を見てみたいものだ。

値引きと決断

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購入の意思を確認する書類にサインしたものの、お金を払っていないので契約を完了していないという微妙な状態になった。
逆に言えば猶予が出来たということで、一晩ゆっくりと考えた。


本当にこの土地で良いのだろうか。

いろいろな不安が襲ってくる。


そもそも、自分は家を買う上で最低限の知識もないと気づく。
ゆっくりと勉強していくつもりだったのだが、勉強するまえに決断することを強いられている。
これはまずいと、家を買った人で評判の良い本を調べることに。

いくつかピックアップして、千日太郎という方の本を電子書籍で購入。


泥縄だなと思いながらも、一気に読む。
基本的な情報をインプットし、考える。
不動産屋の営業というと契約を迫り騙してくるというイメージがあった。
その本によると、不動産屋の営業は味方でも敵でもないという書かれ方をしていた。
あくまで彼らはノルマがあり、売れそうな客に売れそうな物件の紹介をしているだけなのだと。
だから条件の良い物件を探してきてと言われれば探してくる、例えそれが返すのが無理な額の物件でも。
なので、無理のない範囲で良い物件を探すように気を付けるとのことであった。
なるほどと思い、今回の土地はそういった条件を考えると問題ないなと判断できた。

また、その本には土地価格の簡単な見方が書いてあった。
路線価というものである。
試しに購入を検討している土地の値段を出してみた。
単純に路線価に坪数をかけてみると、売値の半分以下だった。
これボッタくりじゃんと思い、営業に電話する。
営業の説明は以下のような感じだ。

「まず路線価というのは目安でしかなく。それより高く取引されることも多い。
今回の物件に関しては、以前に建っていた物件の解体費や私道の整備、各種インフラも引き込み直したのでその費用も入っている。
また、駅近の土地ということもあり売主が強気というのもある。
しかし、お客様の言うように相場より高めに設定されている。
値引きが可能か売主と交渉する。」

と言った感じだ。

これも後で知ったのだが、地盤調査や改良工事の費用も含まれているとのこと。
あとセミオーダーのため、建物の費用も多少は土地に含まれているらしい。
(0000万円で建てられますと言うための作戦だろう。2000万で建てても、実際は2500万とかそんな感じ)
まあ、計らずも値引き交渉となったのである。
先程紹介した本にも値引き交渉のことが書かれており、4580万という物件があったら下二桁の80万は値引きできるそうだ。
言うだけで、80万近く値引きされるらしい。
もちろん、必ず値引きされるわけでなく売主と関係が拗れることもあるのでそこは気を付けるようにということだ。

その後、営業から値引きができたと連絡があった。
下げられるならもっと下がるのではと思ったが、それ以上は言わなかった。
お礼を言って電話を切った。
値引きされたといっても、端数だけなので相場より高いのは変わらない。

ハザードマップなどを確認する。
今昔マップを使い、古い地図でも確認する。
特に問題ないと判断し決断。

50万円を振り込み、営業さんに振り込んだことを電話で伝える。
それと一応確認をした。
本来であれば、重要事項説明を受けてからの契約と手付金となるが今回は少し異なる。
購入の意思を示す50万だが、扱いはどうなるのかと。
営業さんが言うには、内金という扱いになり契約をしたらそのまま手付金となるという説明だった。
だから、契約までならキャンセルしてもお金が戻ってくるとのこと。
確認しといて正解だった。

ちなみに今回、こういった通常と違うルートになったのは、不動産と売主の休日の関係で急いで契約するのと後日(週内)に契約するので差がないためそうなったという経緯がある。
我々のパターンは例外であることを念の為、お伝えしておく。

現地調査と気になる点

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不動産屋の営業さんと巡った時はゆっくりと見れなかったので、ひとりで購入予定の土地を見学することにした。

 

前回は車移動だったが今回は電車と徒歩。

実際に住んだ時のルートで土地まで向かう。

行った日は7月下旬の13時、夏の日差しが照り付ける。

土地は北西の土地。

土地の価値的にはあまり良くない。

北東の土地も選べたのだが、土地の形がL字状で標準プランの間取りもあまり良くなかったのでやめたのだ。

(建物の形はクランク道路みたいな感じ。)

あと、ゴミ集積場と隣接しているのも理由である。

北側と西側が私道となっており角地である。

(あとで知ったのだが、西側の私道はその道を使ってるお宅が購入したようで敷地?となっているとのこと。なので北側の私道とは柵で区切られている。将来的に庭にでもするのだろう。)

西側の土地は夏の西日に悩まされるが、そこはセミオーダーでカバーする。

南側は2階建ての賃貸物件が敷地ギリギリまで建っており、物件の北側が通路となっている。

つまり、我々の2階の南側バルコニーと賃貸物件の北側通路でコンニチワとなるのである。

オープンハウスの営業マンが言うには、頭一つ分高く作るので問題ないとのこと。

それを聞いた時は「フーン」という感じだが、あらため見てみると丸見えやんという感じ。

なんか騙された気分。

ちなみに、他の区画は標準プランでの間取りに2階南側にバルコニーがない。

北東の区画は、まあ北東にバルコニーがある。

挟まれた区画は東側にバルコニーがある。

(東西南を囲まれていて、2階の東側にバルコニーがある意味がわからないが。。)

じゃあなんで我々の区画は南側にバルコニーがあるかと思うと、南西側が抜けているからであろう。

西側にバルコニーを作らなかったのは、南に比べて良いイメージが無く売れないと考えたからか。

それとも間取りの関係か。

思った以上に南側の2階建て賃貸物件がネックだ。

築年も古そうなので、10~20年後に3階建のアパート(もしくは3階建て分譲住宅)になったとしたら南側の日当たりなんて無くなる。

もう少し南向きにこだわって物件を探すべきだったか。。

購入予定の土地を一望してみる。

夏の日当たりは問題なさそうである。

冬は上記の理由で微妙だ。

賃貸物件が古くなって3階建てなったらと考えたが、それを今考えてもしょうがない。

 

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ついでに、周辺の道も一周してみた。

めちゃくちゃ広い家がある。今昔マップの航空写真をみると、一番古い時代の写真からあるお宅だ。

おそらく地主だろう。

相続とかで、ここ数年少しずつ周辺の土地を売ってるのかもしれないと妄想しつつ歩く。

ちょっと歩くと、築5年以内であろう3階建ての建売住宅が6棟ある。

そして、その隣に築1~3年以内であろう3階建ての建売住宅が4棟ある。

ぐるっと回って、購入予定の分譲地反対側には、なんと販売中の3階建て建売住宅が2棟あるではないか。

建物も完成しており、そこにあったチラシを見ると土地は75m2で5千万後半。

悪くないが割高だなあと眺める。

道幅が少し小さく、少し奥まっている場所にある。

西側道路であるが、南向きでLDKは20畳ある。

5500万なら即決だなあと思い通り過ぎる。

そして1周して戻ってきた。

新しい住民が多く問題ないことを確認できた。

概ね問題ないことを確認し帰路に着く。

 

 追記:

5000万代後半で売っていた物件が、数カ月後5000万円前半になって売っていた。

 

【総論】土地の選び方

突然ですが、
家探し=土地探し(選び)だと思っています。

我が家は最初、建売住宅を検討していましたが、いくら間取りが良くても、ちょっと土地は…(^_^;)という場合は考え直すようにしていました。
結局は注文住宅になりましたが、家探しも土地探しも、見る点は共通だと思います。


この記事では、家探し、もとい土地選びでの我が家のポイントを紹介します。

①将来売れる・売りやすい土地

 この土地を子孫までずっと継承していく…という予定ならあまり関係ないと思います。
 しかし、我が家はそんなに土地に執着しているわけではないし、高齢になったら土地を売って郊外に平屋を建てて暮らしてもいいな〜という漠然とした未来も想像していました。そのため、あまり売りにくく、売っても安すぎる土地はどうかなぁと考えていました。


理想は
・駅から徒歩15分圏内(営業さんも15分以内の土地は売れやすいと言っていました)
・正方形に近い形(整形地)
・日当たり良好
ハザードマップの該当が少ない
・角地
・将来土地の値段が下がりにくい
そんな土地です。めちゃくちゃワガママですね…(汗)


こんな風に考えたのには理由があります。
いくら高いお金で豪邸を建てても、住んでしまったら建物の値段はほぼ0…と聞いたからです。
高く売るには、何よりも〘土地の値段〙なんですね。こう考えると、建物にお金をかけすぎるのはどうなのかな…と思ってしまいます。

②治安

治安について参考にしたのは⇩です。
・営業さんへの質問
・同僚の口コミ
・口コミサイト
・ブログ
・現地を歩き回る


営業さんには、
・このエリアのどこが治安が良いのか、悪いのか(町名とか道路の西側とか具体的に)
・なぜ治安が悪いのか
・どんな層が住んでいるのか、どんな層がこの土地を購入しているのか
・治安がよくなりつつあるのか、悪くなりつつあるのか

かなり詳しく&しつこく聞きました。


ネットの口コミや、エリアに住んでいる方のブログも、大変参考になりました。


ただ、やはり1番は現地に行くことです。
我が家は今住んでいる所から1時間半近く遠い所に引っ越す予定だったので、頻繁には行けませんでしたが、希望エリアの駅周辺の雰囲気は実際に行って見て回りました。

驚いたのは、1駅違うだけで、駅の雰囲気がガラリと変わること…。
百聞は一見にしかず!

ハザードマップ

自治体のハザードマップは皆さん見て土地探ししていますか?
最初から安全な土地に住めば、建物に余計にお金をかけなくてすむし、保険料も安くなる。何より住んでて不安にならなくてすむ!

ハザードマップは各自治体で作成しています。また、複数のハザードマップを重ねて見ることのできる国土交通省の重ねるハザードマップもあります。


disaportal.gsi.go.jp


↑ピンポイントで見ることが出来るのがいい( ・∀・)イイ!!
下部の説明も参考になります!

ただし、重ねるハザードマップは、全てのハザードマップが参照されているわけではありません。詳細は各自治体のホームページ等で確認してください。


また、こちらのサイトも参考にしました。

www.gsi.go.jp


ktgis.net



土地の名前に氵や水、谷、がついている土地は、水害が起きやすいと言われています。ただ、土地の名前が昔と変わっていて、水害が起きやすいか分かりにくくなっている場合もあります。
このサイトなら、昔はどんな地名の、どんな歴史のある土地なのかまで把握することが出来ます。
簡易的な地盤確認にもなります。
…もちろん、単純に見るだけでも楽しいですよ。

④その他


日当たり

 よく、南向きが良いとか、東南の角地が一番良い立地などと聞きますが、我が家は北道路の土地にしました。
北道路は、あまり良くないと言われます。しかし、マンションなんかはだいたい北玄関だということと、西側角地なので、北道路でもまぁまぁな日当たりは確保できるだろうということで、この土地を選びました。
 実は、東側角地もあったのですが、ゴミ集積所があるので虫が怖いのと、土地の形がL型と使いにくそうだったので西側にしました。

最寄り駅からの道のり

 駅から土地の間が急な坂は、通勤や日頃の生活に不便になると思ったので、考慮しました。

公共施設

 学校も大切ですが、図書館や児童館、もしくは公(区)民館などの施設が近くにあることも考慮しました。
 理由は、3つ。
1.災害時の避難場所になるから
2.子供が学校等に鍵を持っていくのを忘れたとき、親が帰るまで安全に待機できる場所だから。←職場の働くママさんから強くオススメされました
3.コミュニティ作りのできる施設が近いと便利だから

 また、公園が比較的近くにあるかも確認しました。(近すぎるのは避けました。昨今、夜中に公園で大声で話す人がいると聞いたので(汗))

近所の様子

 できれば分譲、もしくは近所に新築がたくさん建っているといいなと考えていました。昔からの住んでいる方々の中に新参者が入っていくと、運が悪いと大変な思いをすると聞いたからです。
 営業さんから、ゴミ捨て場を使わせないとかで、以前から住んでいた人と新しい人でゴチャゴチャしたことごあると話を聞いたら、分譲の方が良いなとより強くひかれるようになりました。
(まぁ結局は、単純に自分がコミュ障なだけですが)

あと、こちらと、
dqn.today

こちらのサイトも参考にしました。
www.oshimaland.co.jp
⇧こちらは賃貸向けのサイトですが、家のご近所に事故物件だらけは気になるので、補助として活用しました。

家を探す③

2回目の訪問は妻のみとなったが、自分も休みが取れたので今回は二人で訪問した。
ライフプランなどを考え、予算を500~1000万プラスすることに。
もともと、かなり余裕を見た予算のため首都圏の駅近物件は予算内では無いと判断。
しかしながら、予算をアップしても二階建てはないと営業さんから一言。

皆さん、好きで三階建てを選んでるわけではないと。

いろいろな条件から二階建てが良いが三階建てになったという話をされた。
バブル崩壊から地価は上がっているが、肝心の購買層の購買力は上がっていないのである。
なので、土地を小さく切り売りしないと売れないのだ。

中には金持ちもいるので、隣り合っている区画を買うなんてこともあるらしい。

さて、今回の1件目の物件は基礎工事中のため内見はできないが土地の見学をした。
ただ、これでも売れ残っている方とのこと。
というのも、条件の良い建売住宅は土地の状態でじゃんじゃん売れるらしい。
なので、工事が始まっているましてや内見できる物件は売れ残りなのである。
物が悪いわけではないが、条件が微妙で残っているのだ。

じゃあ、今見ているこの建物も売れ残りに近いわけだが、何の条件が悪いのだろうと考えてみる。
駅から徒歩13分以内で、接している道路も大きく日当たりも良い。
土地の形も四角で問題ない。
わからん。。

なので、単刀直入に営業さんに聞いてみた。
土地の形は悪くないが、いろいろな条件で建物の間取りがあまり良くないとのこと。
LDKが15畳前後となってしまい、相場より小さいのがネックですとのこと。
埼玉のこのあたりだと相場は18畳だそうだ。20畳の物件は少ないらしいが、16~18畳あたりが人気とのこと。

皆さんちゃんと見るところは見ているんだなぁと感心する。


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次の物件は土地だけの状態であった。
営業さん曰く、土地だけでも売っているのでセミオーダーも可能とのこと。
標準プランのままの建売でも可能だし、セミオーダーも出来るよとのこと。
これに強く反応したのは妻である。
もともと、この物件はメールで紹介されており妻の反応が凄く良いものであった。
いままで、いくつかの物件を紹介されても悪くないねという感じだったのが、これは良いという感じなのだ。
駅から徒歩12分と近く、私道ではあるが角地。
南側にアパートと接しているが気になるが、角地なのでカバーできるだろう。
土地の広さは65m2弱と駅近にしてはまあまあ。
土地も平坦で形も悪くない。
目の前の道も大きい道路だが交通が激しいという感じでもなく、ちょうど良い。
土地の広さが70m2は最低欲しいと思っていたので、ネックはそこかと。
妻の方は、スマホハザードマップを確認していた。
営業さんからこの区画は人気で、出たら直ぐに売れるとのこと。
確かに、周りには他にも三階建ての分譲住宅がいくつかある。
どうやら、ここ数年に何回かに分けて分譲があったようだ。
更に営業さんから、来週には建売のみに切り替えるとのこと。
セミオーダーにしたいなら、今週中までと言われた。
次の物件もあるので、判断は保留として移動した。


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次の物件は高級住宅街の一角にあった。
住所にブランドがあるらしく、人気の土地らしい。
営業さんのお勧めで見に行くことにした区画である。
ブランドのある土地のため、売る時に困らないとのこと。
残り1区画と物件情報に書かれており、現地に行くとその理由が分かった。
車でのアクセスがあまりよくない、道が入り組んでおり細いのである。
こちらもまだ土地だけの状態。
区画の線が引かれているだけ。
最後に売れ残った区画ということで旗竿地なのである。
建物を建てられる面積は、土地面積よりずっと小さくなる。
確かにこれは売れ残るなという感じであった。
営業さんは、ブランドがあるというのをプッシュしてくる。
確かに戸建ては上物に価値は無く、土地の価格が資産となる。
しかし、いくら住所はブランドがあるとはいえ旗竿地はどうかなと。
しかも高い。
いや、旗竿地で相場より安くなっているとはいえ、それでも高い。
小学校や中学校の学区で土地探しをする人は、この土地を選ぶと営業さんから解説。
なるほど、土地の資産価値だけでなく学区で判断する人もいるのかと。
孟母三遷と言うし、学習環境を優先するとこの土地もありなのかなと考える。


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営業さんの車に戻り妻と会議。
最後の物件は、妻も狭いしアクセスが悪いということでナシとのこと。
最初の物件は、2番目の物件と比較すると目劣りする。
やはり、セミオーダーができる2番目の物件が良いと一致。
問題は今日ここで決断するのかということ。
妻はやる気のようだ。
(後でわかったことだが、車での移動中などに2番目の物件の情報収集をしていたらしい。ハザードマップや近所の公共施設、小中学校の評判、スーパーマーケットなどの商業施設など。その結果、凄く条件が良いと感じていたらしい。)


営業さんに契約の流れを確認してみる。
まずは契約にサインと手付金とのこと。
契約には2時間ぐらいかかるとのこと。
重要事項説明などがあるためである。
息子の迎えなどもあり時間があまりないことを伝えると、オーナーと相談して手付金を先行して払えば物件のロックはできるとのこと。
契約は別の日(週内)でも可能と提案され、了承することに。
その後、契約ではないが購入の意思を証明する書類にサインした。
そして、手付金が振り込まれれば完了とのこと。
もう3時を過ぎていたので、手付金の振り込みは明日ということになった。
手付金も100万円だったが、定期預金の解約などで時間が必要と言うと50万になった。
(後で知ったが手付金の額に決まりはないとの事、物件の1%だったり100万だったりする。契約を破棄した時には戻ってこないお金なのでいろいろと理由を付けて値切るのが良いらしい。
一応、まだ契約は完了していないので物件のロックはないとのこと。
手付金の振り込み確認で契約が完了となり、物件のロックとなると説明を再度受けた。
明日に電話で購入の意思の再確認と手付金の振り込みを確認しますと言われて帰路に着いた。