リビング階段とトイレの音問題
流行りのリビング階段、現状の間取りでもそうなっているが自分は扉を一枚付けたいと考えている。
理由は二つあって、
一つは冷房暖房の効率だ。
リビングと階段に仕切りがないと、階段が吹き抜けとなり熱が逃げる。
もう一つは、LDKとトイレが連続してしまうという問題がある。
トイレの音がリビングに聞こえるのではと思っている。
階段とLDKの間に扉を付けると、間取りの関係でトイレからリビング迄の間に扉が追加される。
さらに、リビングからの音が響くのも防いでくれる。
リビング階段でよく聞くのが、音が上の階に響いて大変というのである。
冷暖房の効率と音対策の一石二鳥になるので、扉を付けるのが良いかなと考えている。
ただ、デメリットとして、リビング階段の利点である家族のコミュニケーションを取れるというのが無くなる。
しかし、現状の間取りではリビング階段といっても、階段が独立しているため扉を無くしてもキッチンやダイニングからは死角となる。
現状の間取りでは扉があるのとあまり変わらないのではと考えている。
また、リビングからは階段が丸見えで逆に自分が落ち着かない。
子供が友達を呼んだ時に、リビングが丸見えという問題もある。
アプリで間取りを作ってみた
オープンハウス営業さんと土地を見学したときに、もらっておいた建築参考プランをアプリで作ってみた。
今回使用したのは↓のアプリ。
無料の間取り作成アプリの中では、個人的に一番使い勝手がよかった。
英語表記なのと、データを出力するには有料版にしなければならないのが残念な点ではあるが、基本的な作図はできるため、あまり困ることはなかった。また、壁の厚さや家具の大きさまで調整できるのはこのアプリならではで、間取り作成アプリの中には、家具の大きさを変えることができなかったり、斜めの間取りの作図ができないものもあったので、まさにかゆいところに手が届くアプリで、おすすめである。
(注意点として、バルコニーやベランダの機能はないみたいである。)
1階
2階
3階
ルーフバルコニー
なお、とりあえず部屋の雰囲気を知りたかったため、部屋の広さや細かいところはなんとなくで作成してみた。そのため、階段が1階と2階とでズレていたりするが、そこは気にしないでほしい(汗)さらに、3Dにもできるのだが、これも見せられるほどの完成度ではないのでここでは割愛しておく。
この間取りを基本に、夫婦でどう間取りを変えるか相談していく。
1階間取り 洗面所と脱衣所を分けたい
1階の間取りで希望しているのが、洗面所と脱衣所を分けることである。
洗面所は1.2畳で脱衣所を1.8畳にし、合計で3畳としたい。
ブログやYouTubeなので家づくりの情報を見ると、分けることを推奨している人が多い。
ちなみに妻は分けなくていいと言っている。
実家で不便しなかったとのこと。
洗面台も幅は標準の750mmで十分と言っている。
妻の実家は3世帯住宅となっており、3階建てで水回りも各階にある。だから不便に感じなかっただけではと思う。ちなみに自分の実家は3LDKのマンションで3人家族だったが、やはり母が風呂に入っていると父と自分が気を使うし、自分が風呂に入っていると母が気を使って洗面台が使えないので不便に感じていた。(余談であるが、私の父は現在マンションに一人暮らしをしている。高齢なので、将来的に私の父と同居する可能もある。そうなると一時的とはいえ二世帯住宅になるのだから、なおさら分けておくべきだ)
また、洗面台の幅については妻はミニモニの身長制限以下のため、基本的に妻が丁度良いと考えるサイズは平均的な成人男性には狭いのである。子供もこれから大きくなるのでやはり余裕を持った900mm幅が必要と考える。
標準の間取りでは、洗面所と脱衣所が同じで2畳となっている。
洗面所と脱衣所を分けると玄関ホールが狭くなるという、デメリットがある。
しかし、玄関ホールは2畳あり、スペースがもったいないと思うので減らしても良いと考えている。
そもそも、狭小住宅なので玄関が狭く、0.5畳しかない。
玄関ホールを狭くして玄関を拡張しようとしたが、幅ではなく奥行が広がるだけなのでやめることにした。
玄関ホールだけ大きくてもあまり意味がないと思う。
理想は、玄関は1.5畳、玄関ホールは1.5畳だが狭小住宅は割り切りの塊なので仕方がない。
オープンハウスのショールームに行く
オープンハウスのショールームに行ってきた。
ショールームは渋谷駅から徒歩8分(渋谷駅新南口から4分程度)と、若干歩く。
1階が受け付けで、実際のショールームは8階にある。
↑受付横には、豪華すぎるモデルルームが…。
水が流れる音がすると思えば、池があった。玄関に池!?
↑ショールームには他にも多くの見学者がいた。設計士によると、病院関係者と公務員の住宅購入者が増えているとのこと。我が家のように会社員は少数派なのか…?
今回の見学では、設計会社(ホーク・ワン)の方が案内してくれた。
全体をざっと見ただけで、予定していた1時間があっという間に過ぎた。
設計士の方が言うには、外壁を選ぶのが最初の鬼門とのこと。
標準プランだけでもカラーリングが大量にあり、オプションにするとさらに増えるとのこと。(標準プランでは、同一メーカの外壁から2色選べるとのこと)
一回あたりの打合せは2時間のため、初回で外壁しか決まらなかったなんてこともあるので、事前に外壁の色のイメージを決めておいてくださいとのこと。
ちなみに妻は、今回の見学でおおよその検討をつけたとのこと。
流石、仕事が早い。
ちなみにショールームはWEBからも見学できるが、画像が古く既に生産終了の物が写っていることもあるのでご了承くださいとのこと。
モデルルームになっている区画もあり、標準プランとオプションマシマシの2通りがあった。
外構と玄関、LDKというモデルルームが二つならんでいる。
オプションマシマシのモデルルームを見てしまうと、お金をかけたくなってしまう。
(何故か、標準プランの部屋は天井高さが2200mmでオプションの方は2400mmだった。高さはオプションでは選べなく、敷地の高さ制限などにもよるので元の設計によるとのこと。)
↑左が標準仕様、右がオプション増々
既に建物にはセミオーダーオプションを入れて、1480万になっている。
オプションを付けるにしても300万以下かな。
他の方のブログを参考にすると、構造本体・窓に200万+設備に100万がバランス的に良いかなと考えている。
住宅ローン契約
住宅ローンの本審査も問題なく通り、土地の融資前に契約と振込手続きのため、埼玉りそな銀行に行った。
一部手続きは電子化されているのだが、抵当権設定のために店頭に行く必要があるとのこと。
当日は土砂降りの雨…。
銀行についた時点でぐったりである。
事前に1時間程かかると聞いていたが、1時間~1時間半かかると当日に言われた。
さて、早速必要書類を一式提出したら問題発生。
持っていた住民票がコピーのため、原紙が欲しいとのこと。
いろいろな手続きがあり、その中にはコピーでもよいものもあり、特に気にしていなかったのだ。
急ぎ妻が近くのコンビニで住民票の原紙を印刷した。
持っていて良かったマイナンバーカード…( ´Д`)=3ホッ。
ここから司法書士の先生とあいさつをしたり、書類に名前と住所、判子を押す作業が続く。
最終的に2時間とちょっとの時間が経過していた。(最初は1時間、来店時は〜1時間半と言われたのに…長くかかり過ぎでは??(# ゚Д゚))
午後に予定がないので、オープンハウスの営業さんを通して、事前にショールーム見学をお願いしていた。
しかし、予定より時間がだいぶ押してしまったため急いで昼ご飯を食べ、埼玉から渋谷に向かう。
雨はドンドン強くなっている。
住宅購入における値引き交渉のタイミング
値引き交渉のタイミングは契約前になる。
判子を押した後では、後から気が付いても変更できないのである。
契約前であればこちらが強いが、判子を押した後は合意済みのため営業も必要ないのに値引きはしてくれない。
自分が値引き交渉で後悔しているのは、仲介手数料と住宅ローン手数料である。
土地に関しては値引き交渉したので問題ない。
後で気付いたのが、仲介手数料と住宅ローン手数料である。
仲介手数料については、法律の上限を請求していた。
とりあえず、この金額の根拠や内訳だけでも確認しておくべきであった。
住宅ローン手数料も同様である。
こちらも金額の根拠と内訳だけでも契約前に確認しておくべきであった。
住宅ローン手数料代だけでも、仲介手数料から値引きできないか交渉の余地はあったかなと思う。
気が付いたのが、判子を押してしばらくしてからだった。
契約時には確認すべきことが多く、この土地で良いかなどいろいろと考えておりそこまで頭が回らなかった。
オープンハウスのオプション 制振(制震)設備編
オープンハウスのオプションである制振(制震)設備について、いろいろと調べているが迷走している。
制震システムのオプション
樹脂製ダンパであるGVAと油圧ダンパのevloltzから選べる。
オープンハウス的にはGVAがオススメみたい。
GVAは100万弱で、evloltzは60万弱とのこと。
それぞれ、長所と短所がある。
GVAの特徴
GVAは初期振動に対しては、制動が弱い。
揺れが大きくなると制動が強くなる。
また、メンテナンスフリーで長期間性能を維持する。
樹脂はアクリルらしいので、耐候性は高い。
壁の中なので紫外線は無いから劣化もそこまで起きない。
evloltzの特徴
evloltzは初期振動から制動がしっかりかかる。
というか、油圧ダンパなので変位ではなく加速度に応じて応力が決まる。
水のなかでビート板を動かす感じだ。
速く動かそうすればするほど大きな力が必要になる。
一応、こちらもメンテナンスフリーといっているが油圧なのでオイル漏れが心配だ。
静止状態であっても油漏れを防ぐOリングは劣化するし、静止状態では問題なくとも動作状態でオイル漏れが発生する可能がある。
Oリングはメーカーによるとテフロン系なので長寿としている。
保管期間は半永久の長寿命と書いてあるが、それは文字のとおり棚での保管期間であってピストンに組み込んだ状態ではない。
まあ、普段は圧力がないので保管状態と同じかと言えばそうだけど、メーカーとしてどうなのかなと。
(例えば車のショックアブソーバーも似たような構造だが、使わずにずっと保管してれば半永久とは言わないわけで)
壁の中に設置するので、オイル漏れしてないかの点検ができないのが心配。
ただまあ、やはり弱い揺れでもしっかりと制動するのは魅力である。
文献調査
GVAの方は、性能評価実験をしており資料がネットにあった。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/aijt/20/45/20_539/_pdf
https://www.aij.or.jp/jpn/design/2015/data/2_1award_sakata.pdf
これを見ると繰り返しの大地震に対して効果が高いことがわかる。
基本的に耐震とは大きな地震に対して倒壊しないことが目的となっている。
しかし、熊本地震のように6強以上の地震が何度もあると倒壊してしまう。
特に木造住宅は大きな揺れが一度加わると強度が落ちてしまう。
それを防ぐのが制振装置となる。
熊本地震では筋交いの粘りがないことで倒壊が起きていたようだ。
面材のがいいらしいが、ローコスト住宅でそこまで求めるのは無理だろう。
そこで、制振装置がオプションとしてあるのだろう。
ただ、「耐震等級1+制振」とすべきか「耐震等級2」とすべきかわからない。
ただし、制振は粘りはあっても強度はないのである。
粘っても強度がなければ意味がなく、強度があってこその粘りなのである。
そう考えると「耐震等級2」でよいとするかと、堂々巡りをしている。
制震システム(樹脂)の相場
ちなみにGVAに似たようなものとして「MIRAIE(ミライエ)」というのがある。樹脂ダンパである。
ハウスメーカーは異なるが採用した施主のブログによると2階建てで費用は60万円だったとのこと。2階建てのGVAが60万円で、3階建てだと100万円となっており相場からそれほど離れてはいないようだ。
2022/7/18追記
耐震等級や構造計算、制震システムをどうするかについて記事を書きました。良ければこちらも参考ください。