オープンハウスの標準仕様&オプション 窓(ウィンドウ)編
この記事では、オープンハウス(ホーク・ワン)の窓について紹介します。
契約した物件の標準仕様の窓は、リクシルの防火戸FG-Lでした。地域によってはYKK APの窓が標準仕様のこともあります。
ちなみに、オープンハウスで建てられる家の多くは準防火地域や防火地域のため、防火戸になることが多いみたいです。
サッシはアルミ樹脂複合です。標準仕様のままでは、ランクが低いので断熱性能はそこまで高くありません。断熱を重視する場合は、後述のオプション窓にした方が良いです。
標準仕様では、窓の種類とサイズ、ガラスの種類を選ぶことができます。
設計図での窓の表記の仕方は↓こちらです。
防火窓とは
家を建てるとき、その土地が防火地域もしくは準防火地域ならば開口部つまり窓等を一定の遮炎性能を有するものにする必要があります。
法的には防火設備と呼ばれ、同様の性能の窓と扉を含めて「防火戸」と呼ばれます。
遮炎性能として20分間炎を遮るというものです。
詳しくは下記の記事を参照してください。
そしてこの防火戸が費用で問題になります。普通の窓に比べてとても高価なのです。そしてオプション費も高額になります。また、ガラスは網入りが標準となり見た目がよくありません。これを耐熱ガラスにすれば網無しになりますが、その費用もそこそこします。
ただしシャッター付きすると、シャッターが防火設備となるので窓は普通のものになり、網無しの透明ガラスになります。
窓の追加オプション
窓には以下のような追加オプションがあります。
- シャッター付き
- 格子付き
- 耐熱ガラス
- 防犯合わせガラス
- きれいネット
1階の引違い窓は標準でシャッター付きとなります。台風等の風が心配で2階や3階にシャッターを付けるのはオプションとなるようです。
窓からの侵入を防ぐために窓を格子付きにすることもオプションで可能です。
他、網無しになる耐熱ガラスや防犯ガラスといったオプションもあります。都度見積りとなるので営業さんに早い段階で相談するのが良いと思います。
また、きれいネットというものがあります。網戸の目が細かいので、外がきれいに見えるし、小さな虫もブロックできるという優れ物な網戸みたいです。
全ての窓をきれいネットにすると高額になるので、リビングなど、場所を選定してオプション追加するのがいいと思います。
窓の断熱性能
さて、我が家では断熱性能を重視して全ての窓をオプションのサーモスXに変更しました。
サーモスXは、より断熱性能の高い窓です。窓の断熱性能等の詳細は別記事にしました。こちらもどうぞ。
2022/7/7 追記
リクシルのラインナップから「サーモスX」が消えて、後継品「TW」になったようです。
窓だけで80万近くのプラスのオプションになりました。(我が家は最初のプランよりも、窓の数を減らしているので、通常の数や窓を増やした場合は100万前後のプラスになると思います。)
もし金額を抑えるのであれば、リビングなどの引き違い窓や大きい窓のみサーモスXにするなど、値段と断熱に力を入れたい部屋とのバランスを取るのがいいと思います
そもそも、家の断熱でもっともらしい重要なのは窓です。
こちらの画像は、SUUMOさんからお借りしました。
夏と冬で多少異なりますが、家の中で最も熱の出入りが多いのは窓であることは明白です。
壁にいくらいい断熱材を使っても、窓の断熱が悪ければあまり意味がありません。
窓の断熱で重要なのは、
①窓の密閉性や種類(熱貫流率)
②窓の大きさ・個数
③サッシの種類
です。
窓の断熱性能は熱貫流率という数字で表され、小さいほど断熱性能が高いです。なお、標準仕様の窓の熱貫流率、およびサーモスXの熱貫流率は↑です。
また、窓が大きくなれば大きくなるほど、数が多ければ多いほど、窓からの熱の出入りが多くなるため、断熱性能の高い窓でないと、夏は暑く、冬は寒くなります。
窓サッシの種類
サッシには、
アルミサッシ
アルミ樹脂複合サッシ
樹脂サッシ
の3つがあり、樹脂サッシが最も断熱性能が高く、値段も高くなります。
なお、サッシについてはこちらのページがとてもわかりやすいのでオススメです!
内窓という選択肢
内窓を付けるというオプションもあります。検討すらしなかったので費用は不明です。多くの場合、防音目的で付ける方が多いのではないでしょうか。
ただ、最近ではリフォームで内窓を付けると補助金が出ることが多いので費用面では住んでからの方がいいかもしれません。
また、内窓を付けると断熱性能が上がります。標準の窓から高性能断熱窓にオプションでするか、後で内窓を付けた方がいいのか別記事にまとめました。こちらも参考にどうぞ。
その他のオプション
その他のオプションへのリンクは以下の記事にまとめてあります。